-
はじめに
- こんにちは!ハワイにあるオプショナルツアー企画催行会社Blue Wave Toursの金城です。
コロナ前には、人気のダイヤモンドヘッド日の出ツアーや真珠湾ツアーには、繁忙期で一日100名ほどご案内しており、年間10万人以上の日本人観光客の方にハワイの魅力を伝えられていたことに大変感謝しております。 -
-
- 日本からの観光のお客様へのツアー催行がBlue Wave Tourのメインのビジネスでしたので、コロナで日本人のお客様が自由な個人旅行ではハワイに来れなくなり、経営は大打撃を受け、予想もしていなかった組織の縮小はこれまでビジネスで経験したことがないものでした。
ほぼ売上ゼロという経営危機に面したため、スタッフが減り、ツアー車両も売却するなど生き残るための手段をとり、正直、やる気もなくなってしまうような時期もありました。 -
- 世界中の人がコロナで苦しんでいるわけですし、またお客さんは戻って来るよと言われても繰り返し発生するコロナの波で、昔のようにノーマルな状況にはならないのでは?と恐怖すら覚えていました。
旅先を訪れた旅行者という「人」とツアーガイドという「人」が交流して成り立つビジネスであるからこそ、昔みたいにツアーなんてできないのでは?という考えがぬぐえないでいました。
それでもなんとか生き残り方法を模索する時期が続きました。ただじっとしていることもできず、前向きにこの変化をチャンスと捉え、それまで日本人中心でアメリカ人の受け入れ実績がなかったツアー商品をアメリカ本土からの観光客にも楽しんでもらうため、英語商品を企画催行し、新しい販路を獲得するなど従来はやってこなかった営業活動も着手しました。これまでのオペレーションを見直すため、予約システムなどの導入も行いました。
しかしながら英語マーケットは競争率がとても高く、未だツアーの稼働としては1割ほど戻ったのが現状です。 -
- やっとコロナ影響も薄まりつつあり、ハワイはほぼ従来の姿になりつつあるなか、日本の人にも一日も早くハワイに来てほしいと願っています。
一方でハワイの各観光地の入場規制が強化されるなど、いままで通りの観光ビジネスが成り立たたないというような事態に備え、これからのハワイを楽しんでいただくために万全の受け入れ準備をしたい。そのためにクラウドファンディングに挑戦することにしました。 -
このプロジェクトで実現したいこと
- Bluewaveは、日本のお客様にこれからのハワイを楽しんでいただくため、3つの挑戦をしようと思っています。
-
1.ハワイ人気アイテムを日本へお届けする輸出サービス
- いままでもレナーズのマラサダ、レインボウドライブインのロコモコ、チーズケーキファクトリーにエッグスンシングスとハワイに来たお客様に喜んでいただくため人気店と提携し、ツアーで案内をしてきました。
これからもこの2年間で変化したハワイの新スポットを発掘し続け、コロナや事情があってハワイに来れない人にも、ハワイを感じてもらえるように、積極的にハワイの人気商品なを輸出するサービスを行っていく予定です。 -
-
2.フードトラックビジネス
- コロナで外食産業が打撃を受けるなか、日々の食事にも困るといった状況が生まれたのはハワイも同じ。そんななか、時にエンターテイメントの演出として、時に食糧支援として活躍しているフードトラックに注目しました。
地域に人にも愛され、非常には支援用のツールとして必要とされるフードトラックのビジネスを行っていく予定です。もちろんツアーや観光のお客様にも利用していただけるようなサービスを目指します! -
-
3.新ツアーの企画
- 実はハワイの人気観光地では交通渋滞や、一部観光客のマナー違反などが問題になっており、地元住民からの反対などにより行政の規制も強くなっていました。
その後コロナの影響が後押しし、オーバーツーリズムという問題が一挙に表面化したハワイ。ハワイの神聖な環境を守るという観点から、ハナウマ湾、ダイアモンドヘッドなど、人数へ制限がさらに強化されていくことが予想されます。
Blue Wave Toursでは、大量に観光客を送るだけではなく、地域の取り組みを当社自身が参加し、地域の取り組みを参加者にも理解してもらえるようなツアー。より自然を感じてもらえるような下記のツアーを企画します。この他にも構想中です。
ノースショア、ハレイワツアー・・観光車両などへの規制が強くなっており、観光が難しくなっているノースショアのハレイワ。地元の方の協力で目の前がハレイワビーチという特別なプライベートスペースを確保しました。そこで楽しめるのは名物のフリフリチキン。6時間コースのたっぷり遊べるプランです。地元の方の協力なしにはできないツアー企画となっています。
コロナ禍で予約システム導入やウェブサイトの強化など行ってきましたが、1日も早くハワイに日本の方がもどってきてほしい。
一方で人の価値観も変わっているでしょうし、地域の受け入れ方もかわってきています。そんな変化に対応しながら、ひとびとに愛され必要とされるような企業でありたいと思います。 -
-
プロジェクト応援のリターンについて
- 今回Blue Wave Tourが目指す3つの挑戦のひとつである輸出ビジネスで、まずノースショアのハッピーハレイワさんのオリジナルグッズを日本の皆様へのリターンとして用意しました。
Happy Haleiwahaはノースショアにある地元企業です。赤毛のキャラクター、ハッピーちゃんからインスピレーションを受け、ハワイをテーマにしたアパレルやアクセサリーを展開。ブロンド髪で青い目をして日焼けしたハウオリちゃんとオレンジ色の髪で日焼けしたホクラニちゃんも加わり、これらのキャラクターはハワイを体現しており、ハワイらしい楽しいアクティビティをしている世界観がテーマです。 -
-
- 2008年に1号店、2009年にワイキキ店、2011年にはハレイワの中心部にフラグシップストアをオープンしましたが、ハッピーハレイワもコロナなどの影響を受け、スタッフの50%以上がオアフ島以外への移住し、店舗閉鎖を余儀なくされ、現在はハレイワに1店舗を構えています。
その一方で、このパンデミックは別のチャンスを与えてくれました。 パンデミックの期間中、ECサイト www.happyhaleiwa.netを立ち上げることができ、これまでハワイに来られなかったお客様にもご利用いただけるようになりました。
変化を受け入れ、ハッピーハレイワは未来に向かって進んでいきます。 ワイキキにハッピーチャンと仲間たちの新しい家を探しています。
そして、日本や他の国の友人たちが戻ってくることで、世界中の皆さんに「アロハ」と「ハピネス」を伝えていきたいと思っています。 -
-
資金の使いみち
- このプロジェクトで集まった資金は、下記のとおり大切に使わせていただきます。
・輸出ビジネス開始準備
・フードトラックビジネス準備資金
・新ツアー企画準備
・リターン品準備費用 -
-
皆様へのメッセージ
- 苦しみながらも、家族やまわりの人たちにアドバイスいただき、サポートをしてもらえたからこそ、こうやってまた挑戦できる状況になりました。
かつてハワイに渡り、誰も体験したことのなかったダイアモンドヘッド日の出という体験を創り出したころのように、今度はBlue Wave Tourの第二のブランド商品を作りたいと思っています。
コロナによってハワイもオーバーツーリズムの問題が加速しました。ダイアモンドヘッド入場も予約制になるなど、各人気観光地で規制が厳しくなりましたが、わたしたちはこれを地域やハワイのローカルと共存していくための好機であると捉えております。
観光ビジネスは地域の発展や協力なしでは成り立ちません。今回のリターンで提供する、観光でハワイを訪れた人たちが楽しみたいノースショア・ハレイワ、ウミガメ、シュリンプ、フリフリチキンなどのB級グルメをローカルの方との協力により楽しめる新ツアーは、私たちなりの今後のツアーのあり方というひとつのアイデアです。
ハワイはやはり素晴らしい場所です。
きれいなビーチ、美しい自然を満喫して、いろいろなストレスから解放される時を楽しんで、元気になってほしいです。訪れる人と受け入れる人がリスペクトをもちあいながら、交流を楽しめるように観光ビジネスを行う者としての役割を果たしていきたいと思います。 -