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はじめまして八ヶ岳いとし野ファームです!
- みなさんはじめまして!八ヶ岳でいとし野ファームという農園を運営しております、深澤諭と申します。現在は、地域のスーパーやカフェ、宿泊施設などに野菜を提供させていただています。
私は大学卒業後会社員となり、医科向けの薬のルートセールスを経験しました。その後地元に戻り、特別支援学校教職員を30年勤めました。 -
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教員退職後に農業を選んだ理由
- 私の娘は、染色体がちょっと欠けているターナー症候群で生まれてきました。
妻も私も思わぬ事態に、これまでも、今もしなくてもよい様々なことを味わってきております。自己を責めたりもしました。日常生活を送るうえで様々なことを覚悟し、日々を送っております。
仕事柄、支援の必要な児童生徒ができることを増やそうと工夫したり、自信を持てるよう世に出るために必要なことに挑戦していけるよう様々なことを立ち上げ、昨日より今日、今日より明日と、将来につながるように工夫を凝らしてきたつもりです。
30年の支援学校勤務を通して、支援学校に入学してくる生徒数の増加が退職後に農業をすることになるキッカケでもあります。
日本の人口は減少しているのに、ハンディを持って入学転入してくる児童・生徒は増え続けていました。なぜそうなるのか、どうして増え続けるのかとの疑問に、私は食べ物に関係があるのではないかと考え始めました。 -
- 食の安全性の重要性に関して 例えば化学農薬や化学肥料は使う量、回数が定められています。野菜に残留することで人体に影響する物質も含まれています。私たちは便利さを求めるあまりに、食物を人に頼りすぎるようになりました。
またそのような食のあり方が求められる社会でもあります。それではこれからも支援学校へ入学してくる児童・生徒数は変わらないのではないでしょうか。
様々な食品添加物、着色料、防腐剤、腐らずにいつまでもシャキシャキしている野菜たち、除草剤がハチミツに混入されているニュースはごく最近のことです。
大量生産には必ず使われる農薬や消毒剤、殺虫剤等。社会生活の形態の変化と共に、そこから得た恩恵があるのは真実ですが、食べ物が体に与える影響は多大なものがあると思います。
食べることは生きること。食べ物がその人をつくる。という思いから、このようなものを使わないで野菜を育てて提供することに、私は挑戦していきます。 -
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無化学農薬、無化学肥料、除草剤を使わない八ヶ岳いとし野ファーム
- できるだけ人工物に頼らず、自然本来の野菜の栄養を丸ごととれるように、八ヶ岳いとし野ファームは太陽、水、空気、土や使う肥料にこだわり、無化学農薬、無化学肥料、除草剤を使わないで野菜を栽培するファームです。これまでも、これからも、大切に守っていくことが3つあります。
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1.八ヶ岳の恵みがあふれる大地
- 山梨県側の八ヶ岳南麓、標高約800mの寒暖差のある所に位置し、寒暖差があることにより、昼間は太陽の下で盛んに光合成を行い栄養を溜め込みます。
夜は涼しい中で少ない呼吸となり、昼作られた栄養が成長の力となります。
実の中に栄養をたくさん取り込むことで、美味しくなるのです。 -
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2.徹底した無農薬へのこだわり
- 無化学農薬、無化学肥料で野菜を育てることは上記に示したことから「八ヶ岳いとし野ファーム」の使命となります。不退転です。
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3.人を感動させられる、本当に良質な野菜を作る
- いとし野ファームのイチオシ野菜の一つに、「青春キャベツ」があります。
このキャベツは育ててみて私も驚きました。嚙むごとにおいしさを実感できる、捨てるところのないキャベツができたことです。採れたての生キャベツも、甘みとみずみずしさが今まで食べたキャベツとは格段に異なるものでした。「食べたことのないくらいやわらかく 苦味がない!」というお声もいただきました。 -
- キャベツは外葉は不要でむいて捨てたり、はじめから切り取られて売られているのがほとんどです。しかし、青春キャベツは外葉をゆでて餃子や焼きそば、お好み焼き、さらにかつ丼の玉ねぎの代わりとしても十分通用すると思われるものが出来上がりました。
販売するにあたり、無化学農薬・無化学肥料で栽培したことも自信となってPRに熱が入り、お客様にもそのことが理解され、一般のキャベツよりも価格は高くでも、今では店頭に並んだらあっという間に完売するまでになりました。
一度味わっていただければ違いが伝わり、このように本当に良い作物を、今後も作っていくという気持ちを新たにしました。
他にも今までいただいたいとし野ファームの野菜への感想をご紹介します。
「ズッキーニはやめられないほど美味しい 毎日たべてます」
「サニーレタス シャキシャキの甘みと苦味のバランスがいい」
「風味がいいネギ!!」
「かぼちゃうまい!ほうれん草愛しさを感じる 抱きしめたい」 -
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プロジェクトを通して実現したいこと
- 食べ物が私たちに与える影響は大きく、これからもこだわりの野菜を作ることで生産者としての私の思いがたくさんの人に伝われば良いなと思っています。
食べ物から心も体も健康で満たされる気持ちを味わってもらいたいです。
現在は八ヶ岳近辺のスーパーやカフェ、宿泊施設に野菜を提供していますが、安心安全な野菜を選んでいきたいという全国の個人の皆様にも、私の野菜を届けたいと思っています。
そのほかにも私には挑戦したい夢があります。その夢に近づくため、クラウドファンディングに挑戦しようと思いました。 -
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観光・体験農園として整備し、食について深める場として遊びにきてほしい
- いとし野ファームを、観光・体験農園にし、無化学農薬・無化学肥料で育つ野菜たちを実際に見て自分の手で収穫したり、簡単な調理をして食べたり、草をむしったり虫取りしたりと農園の作物ばかりでなく、自然の豊かさも実感できる観光農園としていくことが将来的に実現したい夢です。
草花の匂い、土の匂いや感触、虫の動く様子など満喫していただきたいと考えております。
スーパーに並んでいる野菜よりも大地から獲れたての野菜は新鮮さも全く違い、とれたて野菜丸かじり体験なども提供します。
八ヶ岳の自然に囲まれたロケーションでの農家体験は、ぜひ子供から大人にまで体験してほしいと思っています。 -
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野菜を余すことなく活用した商品作り、キッチンカーでみなさんに届けたい
- 野菜栽培を通してどうしても避けて通れないのは、傷がついたり小さかったり大きかったり、虫が食べたりして売ることができないものができることです。
味は変わらないのにもったいないと感じることがしばしばあります。
そこで私は、販売できない、しない野菜を提供することを含めて、はじめは農閑期に観光地などでフライドポテトや保存しておいた野菜を使ったカットサラダ等を、キッチンカーで販売していきたく考えています。
将来的には人を雇い、無化学農薬・無化学肥料で野菜を育てている農園さんからも仕入れて、年間を通した販売ができるようにしていきたいと考えます。 -
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リターンについて
- クラウドファンディングのリターン品には、いとし野ファームの誇る野菜たちをお届けします。
たくさんの野菜を味わっていただけるようにバラエティ豊かにご用意いたしました。
八ヶ岳のエネルギーがたっぷり詰まった旬の野菜をぜひ味わってください!
・大満足の野菜単品(人参、安納芋、キャベツ)
・いとし野ファーム厳選、お楽しみ野菜詰め合わせセット
・季節の野菜が楽しめる野菜サブスク2回セット
・いとし野ファームでの農業体験
八ヶ岳いとし野ファームは無化学農薬・無化学肥料、除草剤を使わずに野菜を栽培し、食卓においしい野菜を提供し、どこまでも食べ続けられる安心安全をお届けいたします。 -
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資金の使いみち
- 今回のプロジェクトで集まった資金は、夢実現の最初の一歩として、観光・体験農園施設(休憩所、トイレ、水道、キッチン)の設備を整える資金にあてさせていただきます。
まずは鉄パイプ、屋根資材の購入など、資金が集まればさらにできることが増えますので、いとし野ファームの野菜を食べていただき、ぜひ応援をお願いします! -
- ※こちらの小屋を快適に過ごせるような場所に変えていきます
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応援メッセージ
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身延山覚林坊|迎賓館えびす屋 女将 樋口純子様
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- 歴史と文化と自然が豊かな身延山のお膝元で550年の歴史を誇る宿坊の厨房と女将をしている樋口純子と申します。
私どもの施設には国内外からお客様がお見えくださっておりましたが、コロナで93パーセントダウンの月も。しかし、そんな中訪れてくださったお客様と丁寧なお話を重ねると、皆さん食文化・ローカルガストロノミー・食と体に大きな興味を持っておられます。バブルの後の安いもの買い時代は終わり、量は少しでも自分にとっていいもの志向が定着してきたように感じます。
そんな中、以前からお知り合いだった身延出身の深澤先生(養護学校の教諭)が有機農業を始めたと聞き、早速私どもの農カフェZENCHOに卸してもらい、カフェのメニューにも反映しました。ズッキーニと巨大なキャベツが大人気でした。ニンニクもすごい(笑)
何よりすごいのが、深澤先生のマインド。
彼はもともと養護学校の教諭。少子化の今、なのに養護学級は増えている現状に疑問を抱き、ご自分のお子様の障害にも心を痛め、人間の精神や体は食べ物が作る!と考えられ、自らが実証したいと「いとし野ファーム」をスタートされました。先生のお野菜には思いが詰まっていて甘い、味が濃い。作っているお野菜の種類にもこだわっている。お野菜を売るときに付けるラベルには、先生らしいユーモアのあるストーリーが書かれていて、毎回読むのが楽しみになり中毒性があります(笑)
一言でいうと心で作る野菜・・・がぴったりの「いとし野ファーム」の有機野菜。
大ファンの一人です。