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このプロジェクトのポイント
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あなたの支援が「子どもたちへの服育」「地域緑化」「脱プラ」につながります。
有効活用できず焼却処分されていたコーヒー麻袋をプランターに再利用して脱炭素にも貢献できる!
コーヒー愛好家向けリターン品や麻プランターをはじめとする、本プロジェクトならではの品を多数ご用意!
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天然繊維プランターと服育を全国に広めたい!
- こんにちは!天然繊維循環国際協会、通称NICOです。NICOは「ファッション業界を元気にする!」ことを目的とし、土に還せる天然繊維にフォーカスした協会です。
全国の学校にあるプラスチックプランターを天然繊維プランターに変え、子供達と一緒に環境問題を考えながら、服育を広めたいというのがこのプロジェクトの目的です。
今まで有効活用されずに処分されていたコーヒーの麻袋と、衣服をリサイクルして、地球に優しいプランターを作ります。 -
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- 生活をする上で欠かせない「衣服」が、実は環境に対して様々な負荷をかけていることを皆さん知っていますか?
環境省が行った調査によると、国内で衣類の原料調達から製造段階までに排出されるCO2量は、約90,000キロ(90トン)と言われています。これは、なんと東京大阪間を自動車で25往復するくらいの排出量に匹敵します。
私たちが店頭で手に取る一着一着の洋服、これら服の製造プロセスではCO2が排出されます。
また、原料となる植物の栽培や染色などで大量の水が使われ、生産過程で余った生地などの廃棄物も出ます。服一着を作るにも多くの資源が必要となりますが、大量に衣服が生産されている昨今、その環境負荷は大きくなっています。
さらに、大量生産・大量廃棄の問題もあります。
衣服一枚あたりの価格は年々安くなり、市場規模は下がっています。傾向として大量生産・大量消費が拡大しているとも言え、衣服のライフサイクルの短期化による大量廃棄への流れが懸念されます。 -
- 服を手放す手段は大きく分けて三つあります。
①リサイクルショップやフリマアプリ等を通じ古着として譲渡や売却すること。
②資源として、または地域や店舗で回収してもらうこと。
③可燃ごみ・不燃ごみとして廃棄すること。
現状は可燃ごみ・不燃ごみとして手放される割合が最も高くなっています。 -
- このような現実を「服育」を通して、子どもたちと一緒に考えながら課題解決をしていきたいと考えています。
その一つのツールとして、「天然繊維プランター」を製作しました。
天然繊維であれば最終的に「土に還すことができる」ということをもとに、素材や生産ルートにも興味を持ってもらうことや、再生原料にも注目してもらいたいと考えています。 -
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天然繊維プランターを使った服育の、学校への導入実績
- これまで沖縄県を中心に、天然繊維プランター+服育の授業を行なってきました。
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沖縄県国頭村辺土名小学校
- 全国に先駆け、2022年2月4日に世界自然遺産の地、沖縄県北部やんばる地域にある辺土名小学校にて服育の出前授業と天然繊維プランターを導入しました。服育の授業では、天然繊維と化学繊維の素材の違いを学び、使用済みの天然繊維を活用したプランターに植物を植えました。こうした体験型の授業を通して、子ども達に普段着ている服が何からどうやってできているのかを伝え、使い終わった後の行方を考える機会を創出します。
服育授業:1.5時間 プランターへの植物植え付け:1時間
実施費用:40,000円 (講師派遣料+プランター製作費用) -
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沖縄県那覇市 松島自治会
- 2022年3月19日(土)に『天然繊維プランターで地域緑化』in松島自治会が実施。
当日は自治会の皆様、その地域の企業の方、また学生も17名が参加。
苗植えの前には、不法投棄されているゴミの回収や公園内のゴミ拾いも行いました。
天然繊維プランターの苗や土は那覇市と地元のJAから協賛いただきました。
苗植えの際には自治会のベテランの方が学生を指導し、地域と学生の交流も見られました。
また学生も小学生から大学生までと幅広く、学生同士の交流もあり、今後も自治会の活動を中心にコミュニティが広がることが期待できます。
実施費用:30,000円 (プランター製作費用) -
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沖縄県那覇市首里 当蔵町自治会
- 2022年4月10日(日)(沖縄県那覇市)当蔵町自治会、当蔵道路ボランティアのご協力のもと、天然繊維プランターでの首里の龍潭池通りの緑化活動を行いました。
当蔵町自治会は首里の龍潭通りの緑化活動を定期的に行なっており、住民や首里観光を楽しむ人たちが、気持ちよく過ごせる環境を整えています。
総勢70名が参加した今回の取り組みでは緑化活動だけでなく、NICOの出前授業、首里高校の卒業生と在校生による制服のリユースや洋服のシェアリングの取り組みの発表などもあり、「服育」の啓発活動も行われました。
また今回の活動は学生が多く参加しており、参加者からは今回のような取り組みを継続してほしいという声もありました。
天然繊維プランターをとおして、自治会と学生と企業がタッグを組んだ輪がどんどん広がっています。 -
- 今後は、全国にこのような取り組みを広げていきたいと考えています。
ぜひこのプロジェクトにご賛同いただき、皆様の地域緑化と、子供達への服育を進めていきたいです。 -
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そもそも服育って何?
- 皆さん「服育」をご存知ですか?
服育とは食育と同様に、私達の暮らしになくてはならない衣服の大切さやその力を知ること、また原料生産から消費後までのあり方を理解することです。
なかでもN I C Oは、ファッション業界が多くの課題を抱えているSDGsの目標12「つくる責任つかう責任」を中心に服育活動をしています。 -
- ファッション業界は、世界第2位の環境汚染産業と言われていることが事実としてあります。その理由は、素材の栽培時に使用される農薬、生産時の温室効果ガスなど様々なものがあります。
一方で消費者も、気軽に大量に服を買うようになり、現在、家庭から手放される衣服の量は75 万トンあります。そのうち50 万トンがゴミとして廃棄されています。
このような事実も「服育」として、子どもたちへ伝え、毎日着けている衣服を選択する時も「生産地」、「生産者」、「生産プロセス」なども大事にしたいと考えています。 -
一般社団法人天然繊維循環国際協会(N I C O)について
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- 「衣食同源」食べるものも着るものも、生産の原点は同じ
私たちNICO(一般社団法人天然繊維循環国際協会)は、 人々が生活する上で欠かせない「衣」の消費後の行方 を見つめ直すために、天然繊維を地域と協力して回収分別 した後に、再活用した上で、最後に土に還していきます。そしてその土は新たな植物を育み循環していきます。
私たちが大切に考えていること、そして子どもたちに伝えたいこと
1. 生産・製造時の環境負荷を削減
2. 回収・分別 リサイクル・リユースの推進
3. 土から生まれたものを土へ還す
4. 未利用 天然資源の活用
このような循環を実現するには、様々な人の協力が必要です。 NICOは、個人、企業、自治体を、地域というコミュニティで 繋ぎ、様々な取り組みを行っていきます。 -
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資金の使い道について
- クラウドファンディングで集まった資金の使い道は以下の通りです。
・麻袋を使ったプランターの製作費用
・リターン商品、配送代
・子どもたちへの出前授業
・イベントの実施
日本各地で服育を広めていけるように活動していくので、ご支援をよろしくお願いいたします。 -
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応援メッセージ
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渋谷区原宿神宮前商店 会長:早川千秋
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- 裏原宿を訪れる10〜20代も地域貢献や社会貢献に敏感で、SDGsを意識した街に関心がある人が確実に増えていると感じます。
私が商店会会長になった2021年6月から、エンジンをかけていろんな取り組みを始めています。昨年秋に立ち上げたウラハラプロジェクトも新しい取り組みのひとつで、ファッション、アート、音楽、スポーツ、食、SDGsなど、原宿にゆかりのある各分野の第一人者が中心となり、動画配信やイベント、商品開発などを進めています。
今回の取り組みで地域がよりよくなることを期待しています。この原宿地域から成功モデルにし、全国にこの素晴らしい取り組みを広げていくことに全力で応援します。 -
沖縄県松島自治会 自治会長:西平博人
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- 「地域課題解決型自治会から未来構築型の自治会へ!」
今回のプロジェクトとの繋がりは、地域の方の書き込みが自由な松島自治会掲示板に書かれていた「地域を食べられる野菜いっぱいにしたい」という1つの声から始まります。地域課題解決事業の多い自治会で、こういった面白い声を地域の未来へ繋げる取り組みをやってみたいと考えていた時、本プロジェクトと繋がることができました。今回の取り組みでは近隣地域の高校生や大学生がボランティアとして参加します。地域の声から繋がったこのプロジェクトが松島地域と若い人材の明るい未来に繋がるのではとワクワクしています!未来への取り組みが大きく広がる様、プロジェクトを心から応援します!!