-
このプロジェクトのポイント
-
トンガ諸島沖で発生した大規模噴火により、現地では火山灰や津波による甚大な被害がでています。
人口10万5000人の約84%が影響を受けていると政府から発表されました。
食料や支援物資不足も深刻であり、一日も早い復旧のためご支援をお願いします!
-
1月15日に発生したトンガ大規模噴火と津波について
- 1月15日13時10分頃(日本時間)、トンガの首都ヌクアロファの北約65キロメートルに位置する海底火山フンガトンガ・フンガハアパイで大規模な噴火が発生し、それに伴う地震・津波によりトンガ国内で甚大な被害が発生しています。
トンガは、170 を超える南太平洋の島群からなるポリネシアの王国であり、日本からは約8000キロ離れていますが、奄美群島・トカラ列島に津波警報、北海道の太平洋沿岸や伊豆諸島、小笠原諸島、沖縄本島など太平洋沿岸の広い地域に津波注意報が出されるなど、今回の噴火の大きさを物語っています。人口10万5000人の約84%が災害の影響を受け、現在も通信状態は悪く、食料や支援物資不足している状態だと報道されています。
本ページ掲載の写真は、現地から送られた実際の被災地の写真です -
-
-
プロジェクト立ち上げの経緯
- PNGジャパンは、パプアニューギニアはじめ南太平洋島しょ国の旅行手配を行なうランドオペレーター・旅行会社として旅のお手伝いをしていました。
この度の被災を知り、すぐにトンガ現地のビジネスパートナーであるSAM TOURS & TRAVELに連絡を取りました。既読にならず状況を憂慮していたところ、やっと返信があり、皆の無事を知るも首都部では津波と火山灰でインフラがダウンしている状況を知りました。
その状況でもまだ開いている商店はかろうじてあるらしく、若干の金額でしたが元々預けてある資金を使ってくださいと申し出ると、とても喜んでいただけました。
その後の連絡で、支援の届かない近隣の村へ、彼女たち自身の蓄えも使って物資を購入して運んでいることを知り、まだ買える物資が島にあるならば、募金を集めて現地へ送金し、SAM TOURS & TRAVELの支援活動を応援しようと思った次第です。 -
- 幸いにも死者は少ないものの、各国の支援物資も到着している様子ですが、すみずみまで行き渡るのは難しい状況のようです。一日も早い復旧を願って、クラウドファンディングを立ち上げました。早く、現地の方の笑顔が戻ることを願っています。
皆様からいただくご支援は、SAM TOURS & TRAVELを通して地元で被災している方々への支援に使わせていただきます。 -
-
噴火発生後のトンガ全体の状況と現状
-
- 被災し通信環境も悪い中、SAM TOURS & TRAVELのAMBAさんが現地の状況を共有してくれました。
今回のような災害を経験するのは、現地人みな初めてです。最初に雷雨がありましたが、途中からとても大きい揺れが起き空が急に黒くなり、続いて小さい石と灰は降ってくるまでは、普通の悪天候かと思っていました。発生時、人々は高いところに避難しようとパニックになりました。現在は下記のような状態が続いています。
・火山灰ですべて燃えており、埃にまみれているためマスク必須。
・飲料水が十分でなく、食料も不足している。
・沿岸部が津波による甚大な被害がでていて、周辺家族は家を失いホームレス状態。
・ネットワークも弱い状態が続いてる。
・ロイヤルサンセットアイランドリゾート(アタタ島)は津波で流されて、村民はトンガタプ島に避難している。
・ハアタフとカノクポルの村も流され、動物は死んでしまい、家はほとんど残っていません。
・ハアパイグループフォノイとマンゴーの2つの島が津波で甚大な被害を受け、人々はノムカ島に避難しています。 -
-
-
資金の使い道
- ・PNGジャパンのパートナーである、トンガ現地旅行会社SAM TOURS & TRAVEL, TONGAが行う、被災された現地市民への支援・復旧活動の資金補填
・SAM TOURS & TRAVEL, TONGAのオフィス復旧資金
1000円の寄付で、現地ではカップめん20個程度を買うことができます。 -
- (赤いシャツを着た二名がSAM TOURS & TRAVEL, TONGAのスタッフです。)
-
ご注意
- ・支援いただいた金額から諸経費を除く全額がPNGジャパンに届けられます。
・本プロジェクトは寄附控除にはなりません。 -