ウクライナハルキウ州クピャンスクの地下シェルターで生活する高齢者へ支援物資を届けたい!

このプロジェクトは2022/12/31に終了いたしました。温かいご支援、ありがとうございました。
Success
  • stars集まっている金額
    ¥289,000
    (目標 ¥250,000)
  • flag目標達成率
    115%
  • local_offer支援数
    43
  • watch_later残り時間
    終了しました
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helpこのプロジェクトは実行確約型です。
ウクライナ、ハルキウ州からの避難民を個人で支援している、想子です。 2022年9月、ハルキウ州では多くの地域がウクライナ側に奪還されました。ところがロシア軍が完全に消えたわけではなく、森の中や廃墟の中にまだまだ残っており、意味のない攻撃で多くの建物を破壊し続けています。また電気、ガス、水道がすべて止まっており、人々はまだ地下シェルターでの生活を強いられています。このプロジェクトでは、そんなクピャンスクにリスクを負って物資を届ける牧師のクリムコ ユーリ氏とそのチームへ直接資金を届けます。
    • 奪還してもなお、悲惨な状況は続きます

    • ウクライナ軍が9/11にクピャンスクのロシア拠点を奪還してから2週間。日本ではまるでもう解放されたかのような報道がされていますが、現地から直接届く情報とはずいぶん異なります。
      ロシア軍は森の中や廃墟の中にまだまだ残っており、意味のない攻撃で多くの建物を破壊し続けています。まだウクライナ軍が到達できていない市内各地では、ロシア軍に見つかると容赦ない攻撃を受け、道には惨殺された死体が無数に転がっているそうです。
    • 今もなお数千人の人が地下シェルターに暮らしています

    • また電気、ガス、水道がすべて止まっており、人々はまだ自宅の地下シェルターでの生活を強いられています。シェルターにいる人の多くは高齢者です。食べ物がないだけでなく、持病の薬やインシュリンやが切れた状態のお年寄りも多くいます。

      ここ数日の間に避難用のバスで100人近くの人がクピャンスクを出ることができています。私が日本で支援しているヴァレリのお父さんも9/19に避難しましたが、4日間真っ暗なシェルターで飲まず食わずのまま座っていたそうです。
      ロシア軍の残党に見つかれば避難バスさえ攻撃の対象となり、逃げられない人もいます。身を寄せる場所がなく、どうしても土地を離れられない高齢者もいます。
    • 20時間かけてクピャンスクに物資を届ける人たちがいます

    • リムコ ユーリ氏(57歳)。クピャンスクの教会の牧師を20年勤め、2014年のウクライナ侵攻開始とともに従軍牧師としてウクライナ軍兵士の心のケアと、侵攻地域の住民の心のケアに当たってきました。現在はスロバキアとの国境沿いにあるウジホロドという町に避難しています。
    • 9/11、ウクライナ軍がクピャンスク近くの町まで到達するとすぐに、支援物資を積んでクピャンスクに向かいました。仲間たちが様々な形で資金提供を行い薬や食べ物、毛布やおむつなどを積んで20時間旅をします。途中道なき道があったり近くで砲撃があったりします。
      クリムコ牧師は今後も2週間に一度のペースでクピャンスクを訪れます。

      9/23には、クピャンスクの人たちが調理ができるようにガスコンロとガスボンベを積んで家々に配りました。
    • 支援物資を準備する様子 ユーリさんの奥さんと娘さん
    • 出発前の様子
    • クピャンスクでの支援の様子

    • 砲撃のない時を見計らって地域を回ります
    • 何日も食べ物を食べていなかった人もいました
    • 恐る恐る地下から出てきたおじいさん
    • クピャンスクを救いたい理由

    • 水、電気、ガスもないところで何千人もの人が(そして多くは高齢者が)縮こまって命を繋いでいる。それだけで十分助けたい理由になりますが、クピャンスクは私にとって特別な場所です。

      私が身元保証人として日本に受け入れをしているデルカッチ一家のオレーナ&ヴァレリの故郷が、ここクピャンスクです。ユーリさんは、オレーナ&ヴァレリの友人のお父さんです。
      クピャンスクはいち早くロシアの制圧下となった地域です。
      6/13日、デルカッチ一家が来日した時は、オレーナの両親と連絡が取れていない状態でした。
      その後お兄さんがクピャンスクまで行き、生存確認はできたものの食べるものがなく庭で収穫できたわずかなもので飢えをしのいでいる状態でした。
      お兄さん経由で少しのお金を送ったりはしていたものの、戦況が悪化しお兄さんも両親のところへ行く道がなくなってしまい、ますます孤立しています。
      ロシア制圧下では情報の統制も厳しく、ロシア派に転じる近所の人たちもいたといいます。
      クピャンスクのロシア拠点は奪還されましたが、まだロシア軍が多く残っているため両親が住む村までは支援が届いていません。
      ユーリさんも、村まで行こうと試みていますが、まだたどり着けていません。
    • 皆様へのメッセージ

    • 本当は、シリアだってロヒンギャだってミャンマーだって、ウクライナに限らず支援したいのです。助けが必要な人がいて、助ける余裕があるのであれば助ける。地球は1つなのだから、地球人みんなで何とかやっていくしかないと思うのです。

      戦禍のウクライナの人たちだけで支援しあっていくのには限りがあります。
      ソ連に生まれ、激動の時代を生きてきたリスペクトすべきご高齢の方々が、狭くて暗い地下室で絶望的な状況を耐えています。
      皆様の1,000円が彼らに希望を与えます。
      あと少し、もう少し。まずは戦争が終わるまで。
      ご協力をどうかよろしくお願いします。
  • 新着情報

    送金を行いました
    2022/11/24 09:04:02
    送金を行いました
    目標金額達成!お気持ちをお寄せいただきありがとうございました。
    11/21 、その日時点でご支援いただいていた全額22万円を送金しました。
    クリムコさんは現在、受け取ったお金で次の支援に向けて物資を購入しています。
    ウクライナでは、22万円で100人が10日間過ごせるだけの食糧・水を購入することができます。今回も食料に加え、薬を多く購入しています。心臓が悪い高齢者向けの利尿剤や糖尿病の方に渡すインスリンなど、高価なものもたくさん購入することができたそうです。

    これまでクリムコさんのチームが運んだ4回分の物資は、主に彼らが所属するイエス・キリスト教会の国内ネットワークによる寄付で賄われていました。
    皆様のご支援が、外国から受け取る初めての支援金でしたので、クリムコさんたちは
    「光を見たようだ」と大変喜んでくれました。

    クピャンスクに限らずですが、奪還されてもまだ2-3日に一度ミサイルが飛んできています。街は瓦礫だらけで原形をとどめている家はほとんどありません。
    雨をしのぐこともできないため、多くの人がまだ地下シェルターから出ることができません。皆様お一人お一人の支援が、本当に彼らの支えになっています。

    地球は一つなのだから、助け合ってやっていくしかない と思っています。
    私もたくさんの人に支えられて生きています。
    これからもできることをできる範囲で、助け合っていきたいと思います。

    この度のご支援、誠にありがとうございました。
    クリムコさんからのメッセージも添えさせていただきます。
    We are very grateful to you and all the people of Japan!
    This is very important to us. We love Japan.

    クリムコ氏のインタビュー
    2022/11/17 12:53:58
    クリムコ氏のインタビュー
    11.16 東海地方のニュース番組内で、クリムコ氏のインタビューと実際の支援の様子がこのプロジェクト共に紹介されました。
    https://youtu.be/sHGTApkt5hk

    間もなく雪が積もります。支援の輪が広がれば、この上ない幸いです。

    4度目の訪問
    2022/11/12 16:59:08
    4度目の訪問
    11/10~、支援物資を届けに4度目の訪問中です。
    9月にクピャンスクの中心部が奪還されて以降、周辺地域も奪還され始めていますが、まだ2~3日に1回はミサイルが飛んでくるため、住民のほとんどは建物の地下で避難生活を送っています。そもそも営業している店やスーパーはなく、作物も収穫できなくなってきました。クリムコさん達の支援だけが頼りです。

    東海地方の方へ
    11/16 中京テレビ 「キャッチ」にてクリムコさんのインタビューを放送予定!

    クピャンスクの様子
    2022/11/01 16:17:46
    クピャンスクの様子
    先週1週間、クリムコさんとチームがクピャンスクに滞在しました。
    支援物資を届け、たくさんの人と話をしてきました。
    市街地はどの建物も崩壊していてがれきだらけ。目抜き通りの画像です。
    もし私の住む町がこのようになったら、途方に暮れてしまいます。

    ついに、クピャンスクの村へも支援物資が届きました
    2022/10/26 10:23:40
    ついに、クピャンスクの村へも支援物資が届きました
    これまでロシア軍の残党が多数潜んでいたため、クピャンスクの市中を中心でしか支援活動ができなかったクリムコさんのチーム。ロシア軍の撤退も少しずつ進み、周辺の一部の村へも物資を届けることができました。
    写真は、私が身元保証人となって来日してもらったオレーナさんのお父さん。
    戦争が始まって以来、一度も支援が届いたことがない村でした。一時はロシアの支配下となり、ロシア側から食べ物等の供給があったり年金を受け取ったりしたことすらあった村の人。電気や水道は依然として止まったままです。
    ウクライナはもうすぐ雪が降ります。復興まで支援を続ける必要があります。

    ミサイル攻撃が続き、クピャンスクへ行けない日々
    2022/10/17 12:34:56
    ミサイル攻撃が続き、クピャンスクへ行けない日々
    10月10日以来、日本で報道されている以上にウクライナ全土でミサイル攻撃が続いています。ここ数日は平すら準備。電気やガスがなくても暖を取れるストーブ缶を集めます。

    10/6-9 再びクピャンスクへ支援物資を届けました
    2022/10/11 11:41:51
    10/6-9 再びクピャンスクへ支援物資を届けました
    ユーリさんのチームが支援物資をもって再びクピャンスクへ行きました。
    途中橋が壊れていて迂回したり、砲撃があった利する中、7日、クピャンスクへたどり着きました。
    今回は冬用の洋服や毛布、ストーブを炊くためのドラム缶と燃料、そして医薬品も多く配られました。市内の地域を3日かけて回り、さらに支援の届かない村まで行く予定でしたが10日のウクライナ全土への攻撃を受け、ウジホロドへ戻りました。

    終わりが見えそうで見えない、終わってもすぐに元の生活に戻れない。
    余力がある人の力を結集し、できることをしていく他ありません。

  • コメント
    • 遠藤 毅
      お返事ありがとうございます。ウクライナもこれから厳しい冬を迎えます。何とか、この冬を乗り越えてもらいたいです。余談ですが、実は、震災などの時に寄付しようと、500円硬貨をこつこつ貯めていました。それが、今日数えたら200枚ちょっとありました。金額にすると約10万円ぐらいになります。 それをウクライナのこのプロジェクトへ寄付したいと思っています。私のクレジットがある銀行口座へ入金の手続きを今日か明日しますので、少しお時間をください。
      • 想子
        コメントありがとうございます。 別途ご連絡させていただきます。

出品者のプロフィール

想子

想子

現地オプショナルツアーを扱うベルトラ株式会社で13年勤務。ウクライナ避難民の身元保証人となり、日本に受け入れるために退職。2022年6月に2組が来日を果たし、彼らの自立を支えました。 日本に来たい方がいればさらなる支援も可能ですが、ウクライナを離れたくても離れられない方ともつながりが増え、プロジェクトを立ち上げました。
リターン
FAQ・ヘルプ

リターン一覧

  • 1,000円で、10人×1日分のパンを買うことができます。 ご支援いただいた方へはお礼メールで活動のご報告をさせていただきます。
    支援終了
    • 価格(税込)
      ¥1,000
  • 3,000円で温めてて食べられる缶のスープとパンを10人×1日分買うことができます。 ご支援いただいた方へはお礼メールで活動の報告をさせていただきます。
    支援終了
    • 価格(税込)
      ¥3,000
  • 5,000円で糖尿病に苦しむ方への薬 10人×1週間分を買うことができます。 ご支援いただいた方へはお礼メールで活動の報告をさせていただきます。
    支援終了
    • 価格(税込)
      ¥5,000
  • 10,000円で、10人が1週間過ごすのに必要な食料を買うことができます。 ご支援いただいた方へはお礼メールで活動のご報告をさせていただきます。
    支援終了
    • 価格(税込)
      ¥10,000

特定商取引法に基づく表示

    販売事業者名
    ベルトラ株式会社

    販売事業者所在地
    〒101-0053 東京都千代田区神田美土代町1番地 住友商事美土代ビル9階

    代表者または運営統括責任者
    二木渉

    代表者または運営統括責任者(フリガナ)
    フタギワタル

    連絡先/ホームページ
    https://www.veltra.com/jp/
    連絡先/電子メール
    corporate.jp@veltra.com

    連絡先/TEL
    03-6823-7990

    販売価格帯
    ※プロジェクトページの「リワード代金」をご覧ください。価格は税込です。

    商品等の引き渡し時期(日数)・発送方法
    商品の引渡し時期またはサービスの提供時期は、プロジェクトページの記載をご確認ください。

    代金の支払時期および方法
    《決済手段》

    クレジットカード

    ※デビットカードの利用は推奨していません。
    (2重請求が発生する可能性があるため。その場合は、カード会社よりご返金が行われますが、ご返金までにお時間をいただく場合もございます)


    《支払時期》

    商品購入時に決済。

    商品代金以外に必要な費用 /送料、消費税等
    送料無料 (商品代金に含む)

    返品の取扱条件/返品期限
    《返品の取扱条件》

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